損をしない太陽光発電
ひと昔まえまでは、太陽光発電は開発コストと発電効率が釣りあっておらず、環境面などから考えれば良いものの、設置費用度を取り戻す事は難しく、購入者が損を被らなければならない状態でした。
その様な状態は、解決しなければならない問題でしたが、年々、コストも下がり発電効率も上がってきたので、解決に向かっているといえるでしょう。
太陽光発電を導入しても、導入者が損を被らない基準値の事を、グリットパリティと呼びますが、世界各国の太陽光発電メーカーは、このグリットパリティを目指しています。
グリットパリティを実現する事ができれば、損をしない太陽光発電として、大々的に売り出す事ができますし、他のメーカーから頭一つ抜け出す事が出来るでしょう。
現在、一番グリットパリティに近い存在が、アメリカのファーストソーラーだと言われていますが、ファーストソーラーの太陽光発電システムは、発電効率こそ高くないものの、極限まで開発コストを下げているので、グリットパリティに近づいているのです。
対して、日本のメーカーも早くからグリットパリティを目指しているので、かなり近づいてきていますし、日本の太陽光発電メーカーはコストを下げると共に、発電効率を上げ、グリットパリティを目指しているので、各メーカーに違ったやり方があり、面白いものです。
2012年01月30日 |
カテゴリ:太陽光発電
太陽光発電の熾烈な競争
ビジネス的にも採算がとれるようになってきたため、太陽光発電は普及していくでしょう。
日本は太陽光発電の分野では10年前ぐらいまではトップランナーでしたが、現在世界的シェアを落としている状態なのです。
その理由は、日本政府の援助が少ないのもありますが、他の国の需要が急激に増えていて、特にスペインの伸びが顕著です。
現在太陽光発電のセル製造シェアではなんと中国が1位で企業では、ドイツのある企業が1位になっています。
日本は順位を大幅に落としており、もっと競争力をつけていかなければいけなと思います。
日本が再び1位になるためには企業が頑張ることはもちろんですが、政府としてもしっかり戦略を持って援助していかなくてはいけません。
日本はいつも技術的には、トップにいる場合が多いのですが、ビジネスになってしまうと負けてしまう場合が多いですね。
その根底にはいいものを作っていれば、売れるという慢心が日本人にあるのだと思います。
ただそういった気持ちだけでは、熾烈な太陽光発電競争には、勝っていくのは難しいでしょうね。
もっと積極的に世界に売り込み、コミュニケーションをとっていかなければいけません。
熾烈な太陽光発電競争に勝っていくには、日本人の世界とのコミュニケーション能力が求められているかもしれませんね。
日本人としても、頑張ってほしい所です。
2011年11月08日 |
カテゴリ:太陽光発電
太陽光発電の技術戦略
シャープはディスプレイとしての性能高く、他社と比較しても群を抜いており、テレビ用途で高いシェアを維持しているのですが、太陽光発電システムに用いられている太陽電池においても、日本で最も収益を上げていて、高い技術を持っています。
既に結晶法太陽電池では、新規で参入してくる企業が、ターンキーを活用して製造装置メーカーから製造ラインを購入する事で、容易に市場に参入出来るようになっています。
実質的には技術参入の障害が無くなっているわけで、今後の方向性や技術1,000楽として考えられるのは、結晶法の性能を向上させることや、薄膜法のコストパフォーマンスを低下させ、性能向上とブラックボックス化が求められ、もうひとつは有機薄膜や色素増感など非シリコン系である太陽電池を実用化することなのです。
太陽電池の結晶法の向上に関しては三菱電機や三洋電機が積極的に取り組んでいるのですが、太陽電池の製造競争力を担保するのは発電量と価格でして、性能が向上したとしても、製造工程が複雑になったり、材料光ストが上がってしまったりすると、結局は太陽光発電システムを導入する費用が高くなるだけです。
需要が無くなってしまって意味が無くなってしまうという難しさを兼ね備えています。
2011年10月27日 |
カテゴリ:太陽光発電